■Vol.67 （2011年03月配信）
女性の“感じてるフリ”を
見極める確実な方法
一般女性を対象にしたあるアンケート調査では、「セックスの時に感じている演技をしたことがある」にYESと答えた割合が、なんと80％を越えていました。
男性にとってはかなりショックな結果ですが、女性の演技って男性にはなかなか見抜けないもの。
しかし、セックス中に女性の“感じているフリ”をさりげなく確かめる方法があるとしたら…知りたいと思いませんか？
愛液の味でバッチリ分かる、女性の“感じているフリ”
あまり知られていませんが、女性の膣内は普段、酸性に保たれています。
よく女性器のニオイをチーズやヨーグルトなどの発酵食品に例える場合がありますが、あれは膣内に住んでいる乳酸菌が、実際に膣内を酸性にしているからなんです。
一方、女性が興奮した時に分泌される愛液（バルトリン腺液）は、アルカリ性。
これは、同じくアルカリ性である精子が膣内で死滅することなく卵子まで届くよう、膣内の酸性度を中和するためと言われています。
この愛液は女性がオルガズムに達する直前までどんどん分泌されつづけ、膣内をアルカリ性に変化させ、オルガズムを迎えるとゆるやかに酸性へと戻っていきます。
そして、これは生体反応ですから自分の意志ではコントロールできません。
つまり、セックス中に愛液を舐めてみて、酸っぱければ膣内が酸性のままであり、どんなに激しく乱れていたとしても、本当は「感じていない」と判断できるのです。
ちなみに、アルカリ性だとほんのり苦いかほとんど無味。甘みや塩気（しょっぱさ）を感じた場合は、汗や尿など愛液以外の要因によるものだと考えられます。
個人差があることも踏まえて、話し合うことが大切
もちろん、あくまでこれは目安であり、絶対的なものではありません。愛液の味にも個人差があり、生理や本人の体調、食事内容によっても膣内の健康状態は変化します。
もし、セックスのたびにパートナーの愛液が酸っぱく感じるようなら、まずは相手の健康状態を気遣ってあげましょう。
健康面に何の問題もないことが確認できたら、できるだけお互いが傷つかないよう、セックスについてじっくりと話し合ってみてください。
女性が感じる演技をするのは、男性への気遣いからがほとんどです。男性は冷静に彼女の本音を聞き出して、よりよいセックスライフを送れるよう、二人で解決策を考えていきましょう。
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