■Vol.89 （2013年03月配信）
デート中にこっそり
コンドームを届ける神デリバリー
デートやお酒の席で女の子と盛り上がり、そのままセックス…という流れは、ごくごく一般的ではありますが、そんな中で陥りがちなのが「コンドームがない！」という悲劇。
こうした場面では多くの男性が生でやっちゃうようですが、自分の性病予防はもちろん、相手のことを思い遣るならば、やっぱりコンドームは装着すべきでしょう。
とはいえ、いい大人になると財布にコンドームを忍ばせるような習慣は恥ずかしいし、せっかく持ち歩いても使うチャンスがなかったら、よけいに虚しさが募りそう…。
そんな悲喜交々（ひきこもごも）なコンドーム事情の中、世界の主要都市にて画期的な“コンドームのデリバリーサービス”が登場しました。
お相手にバレないよう、迅速かつコッソリ配達してくれる！
このユニークなデリバリーサービスを始めたのは、世界シェアナンバー１のコンドームメーカーであるDurex（デュレックス）。
同社のWEBサイトかスマホの専用アプリからポチッと注文すると、ほんの一時間程度で観光客やピザ配達員などに成りすましたスタッフが現場に到着。
注文者にさりげなく近づいてきて、お相手にバレないようコッソリ渡してくれる…とのことです。
デート中いい雰囲気になり、「何だかイケそうな気がするぅ〜！」という確信が持てたなら、トイレタイムなどのちょっとした隙にスマホから注文しておきましょう。
いざセックスとなったときに、「ゴムなしじゃ絶対イヤ！」とかいわれても、慌てることなくスマートにベッドインできちゃうんですから頼もしいサービスですね。
コンドーム装着率の低い日本にこそ必要なサービス
現在はまだパリやロンドン、ニューヨークなどの世界10都市でしかサービスされていませんが、これ…本気で日本でもやってほしいと思います。
実は日本って、世界の先進国と比べてコンドーム装着率が42％と低く、コンドーム非装着の国・ワースト３に入っているほど。（ちなみに装着率１位はインドで80％）
そのくせ日本製コンドームは、世界シェアの３割を占めているんですから驚きです。
国内HIV感染者の数も増えつづけていることですから、安易な生セックスに走らないためにも、みなさんの意識改革と、こうしたデリバリーサービスが手軽に利用できる環境整備が必要なんじゃないでしょうか。
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